この度、ご実家に住むお父様と同居することになり、ピアノの先生である奥様が引き続きご実家でもレッスンができるようにと和室を防音室へとリフォームすることとなりました。

防音室という特殊なお部屋のプランニング。防音・遮音・吸音性能を何度も検討しつつ、お望みの防音性能を実現するため、お施主様と打ち合わせを重ねてプランを決定していきました。

床の間のあった和室は構造体のみを残し全て解体。防音工事に着手しました。

床・壁・天井、全てに2重3重の防音吸音素材を組み合わせて施工。

着工後は担当する大工とも綿密な打ち合わせを重ねながら工事を進めていきました。

床には重厚感のある無垢のアカシアフローリングを採用いただきました。

アカシアの最大の特徴は茶色の色味です。高級樹種のチークやウォールナットなどに近いこげ茶の色味は、落ち着いた雰囲気を演出できます。

壁や天井材には吸音素材を適所に使用しました。ドアや窓には防音ドアや三層ガラスなどを施工し防音性能を高めています。

完成したステキなピアノ教室。

先生からは防音性能が予想よりも高く、室内の吸音性能に満足しているとお喜びいただくことができました。

ビフォーアフターの写真を観るとまさに劇的ビフォーアフター。そんなリフォームとなりました。

 

【before ①】

【after ①】

【before ②】

【after ②】

【before ③】

【after ③】

演奏者が快適に練習できる音響環境。これから多くの生徒さんが訪れ、ピアノ演奏の腕を磨かれることを楽しみにしています♪