安心の住まいづくりは地盤調査から
家の老朽化にライフスタイルや家族構成の変化も重なり、家の建て替えを検討されていたご家族。
1年近いお打ち合わせを経て、KIZUKIplanningに住まいづくりをご依頼いただきました。
まずは既存建物の解体から。建物は鉄筋コンクリート造で大きな建物ということもあり、解体に1ヶ月を費やしました。
地中梁と言われる地面の中の梁も想定より大きく工事は難航しましたが無事解体完了。土地は更地になり、いよいよ新築工事のスタートです。
まずは地縄から。
地縄とは、建物を建てる際、敷地の上にその建物の形状や位置を示すために張られる縄のことを言います。これは、実際の建築が始まる前の段階で行う作業で、建物の基礎や位置を正確に把握するために行います。
そして次に行うことは地盤調査です。
建物の重量を支えるために、地盤が十分な強度を有しているかを確認します。
不安定な地盤の上に建物を建てると、沈下や傾斜、最悪の場合は倒壊のリスクも。地盤調査を行うことで、地盤がどの程度の荷重に耐えられるかがハッキリと分かり、適切な基礎設計が可能となります。
今回の地盤は「スクリューウエイト貫入試験方法」にて調査。
スクリューウエイト貫入試験(SWS試験)は、地表面から概ね深度10mまでの軟弱層の土の硬軟、締まり具合などを判別するための抵抗値を求める試験です。 戸建住宅など小規模建築物の支持力特性を把握する目的の地盤調査方法として広く利用されている試験です。
こちらのお宅の判定は「地盤補強工事の必要なし」。
これで安心して家を建てることができます。9月下旬からの基礎着工。コンパクトながらも高性能な平屋を建てていきます♪