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KIZUKIブログ

家づくりに“中古住宅”という選択肢

家づくりに“中古住宅”という選択肢

山口市内にて、中古住宅のフルリノベーション工事がスタートしました。

ここ最近、住まいづくりのご相談の中でもよく耳にするようになった「平屋」。

階段の上り下りがなく、家の中を横移動だけで生活できることから、子育て世代はもちろん、将来の暮らしまで考えて平屋を希望される方が増えています。
山口県は比較的ゆとりのある土地を確保しやすく、建物を横に広げる平屋との相性が良いことも、人気の理由のひとつになってる要因と思います。

今回のお住まいも、そんな魅力を持った平屋住宅です。

工事に入る前に実施したのが、ホームインスペクション(住宅診断)。

KIZUKIplanningには、公認ホームインスペクターが3名所属しており、中古住宅のリノベーションでは、できる限り工事前に建物の状態を把握していただく意味でも積極的にお勧めしています。

中古住宅は、完成した状態だけを見ても、柱や梁、床下、屋根裏などの状態まですべて確認できるわけではありません。ホームインスペクションを行うことで、建物の劣化状況や不具合の可能性などを事前に把握し、「どこを残し、どこを直すべきか」を考える材料になります。

せっかく内装をきれいにしても、その奥にある建物そのものに問題があっては安心して暮らすことはできません。

中古住宅のリノベーションでは、見た目を新しくするだけではなく、まず現在の家の状態を知ることがとても大切です。

 

そして、いよいよ解体工事に着手。

キッチンや内装材、天井などを少しずつ取り外していくと、それまで隠れていた柱や小屋梁が姿を現しました。

新築工事とは違い、リノベーションではここからが面白いところでもあります。

「こんな立派な梁が使われていたんだ」
「この柱はずいぶん長い間、この家を支えてきたんだな」

解体することで、図面だけでは分からなかったその家の歴史や、建てられた当時の住まいづくりが見えてきます。

もちろん、古いからすべて残すわけでも、逆に新しくするためにすべて壊すわけでもありません。

状態の良いもの、これからも役割を果たせるものは活かし、補強や交換が必要なところにはしっかりと手を入れる。そこにリノベーションならではの面白さがあります。

家づくりを考え始めると、最初に「新築住宅」を思い浮かべる方も多いはず。もちろん、間取りや性能を一から考えられる新築には大きな魅力があります。

一方で、希望するエリアにちょうど良い土地が見つからなかったり、土地と建物を合わせると予算が想定以上になったりすることもあります。

そんなときに一度考えてみていただきたいのが、「中古住宅を購入して、自分たちの暮らしに合わせてリノベーションする」という選択肢です。

中古住宅であれば、すでに住宅が建っているため、日当たりや周辺環境、道路との関係など、実際の暮らしをイメージしながら検討できるというメリットもあります。

そして、今ある建物の良さを活かしながら、間取りや断熱、設備、内装などを現在の暮らしに合わせて整えていく。

新築か中古住宅か。どちらが正解ということではありません。

大切なのは、最初から選択肢をひとつに決めてしまわず、「自分たちがどこで、どんな暮らしをしたいのか」から住まいを考えることではないでしょうか。

今回の平屋も、これからどのように生まれ変わっていくのか。古い住まいだからこそ残せるもの、新しくすることで生まれる暮らしやすさ。

工事の様子とともに、これから少しずつご紹介していきたいと思います。

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