梅雨も明け、天候が安定してきたこのタイミングで屋根リフォームが２現場スタートしました。

ひとつ目の現場はこちら。

屋根材（スレート）の経年に対する傷みが目立ち、一部雨漏りが発生しているこちらのお宅。今後のメンテナンスのことも考慮して瓦に葺き替える工事となりました。

一部、屋根の納まりが悪く雨漏りが発生していた箇所については大工により屋根形状を変更する工事を施しました。雨が降った際、雨水が外壁にぶち当たることを回避するための工事です。

屋根下地にはアスファルトルーフィングを施工した上で瓦の施工です。ちなみにアスファルトルーフィングとは瓦の下に敷くシートで、雨水や雪の侵入を防ぎ、建物内部への水漏れを防ぐ役割があります。

こちらが今回使用する平板瓦。シンプルモダン、ジャパニーズモダンに採用されるスタンダードデザインの瓦です。外観がシャープな印象に仕上がるのでここ最近人気の瓦のひとつです。そしてこちらの瓦はマーブル柄が特徴的な「高反射瓦」なので、太陽光の赤外線を効率的に反射し、屋根表面の温度上昇及び建物内部の温度上昇を抑制する効果があります。

屋根仕上げ材の素材やカラーが変わることで家のイメージもガラッと変わります。仕上がりが楽しみな現場です♪

ふたつ目の現場はこちら。

屋根の経年劣化により屋根下地（木材）に大きなダメージがあり雨漏りも発生していたこちらのお宅。既存の和瓦を撤去した後に屋根下地を大工が新たに施工していきます。

こちらの現場は始まったばかり。連日厳しい暑さですが熱中症に気を付けながら作業を進めています。

屋根は家の中でも要となる非常に重要な部分です。屋根の不具合による雨漏りを放置すると、室内のリフォームをどれだけキレイに行っても、雨水が室内に侵入して壁や天井、床にダメージを与えカビや腐食の原因となります。

また、屋根が健全であることは強風や豪雨などの自然災害に対しても家族の安全を確保することができます。

屋根は家の第一防衛線。適切なメンテナンスとリフォームで、家族の安全と建物の長寿命化を実現していただければと思います。

屋根についてのご質問やご相談などございましたらお気軽にKIZUKIplanningまでご連絡ください♪