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KIZUKIブログ

セメント瓦に塗装が必要な理由

セメント瓦に塗装が必要な理由

屋根材のひとつであるセメント瓦は、定期的な塗装メンテナンスが必要な屋根材です。

太陽光発電システムの設置をご検討されているお客様には、私たちはまず「屋根の状態確認」と「必要に応じた塗装」をおすすめしています。今回も事前に屋根材のチェックを行ったところ、相当に塗装が傷んでいることが判明しました。

その理由は、セメント瓦の素材特性にあります。

セメント瓦は、セメントと砂を主原料として成形された屋根材で、製造時に高温で焼き固める窯業系瓦(陶器瓦)とは異なり、素材そのものが水を吸いやすいという特徴を持っています。

そのため、表面の塗装(塗膜)が防水層として重要な役割を果たしており、この塗膜が健全な状態であれば、雨水の浸透を防ぎ、瓦内部への劣化を抑えることができます。

逆に、塗装が紫外線や風雨の影響で経年劣化すると、次のような症状が現れます。

・表面の色あせ・チョーキング(白い粉が出る)
・瓦が水を吸い込みやすくなる
・冬場の凍害によるひび割れ・欠け
・強度低下による割れやすさの増加

一度、瓦内部まで劣化が進行すると、塗装では回復できず、部分交換や葺き替えが必要になるケースも少なくありません。

この度の屋根瓦塗装ではイメージを一新。これまでのオレンジ色の屋根からグリーンの屋根に。

Before

after

塗装により屋根が美しく生まれ変わりました!

太陽光発電システムは、屋根の上に20年以上設置される設備。設置後に屋根塗装を行おうとすると、パネルの脱着費用がかかったり、工事の手間とコストが大きく増えたり・・・

だからこそ、太陽光を載せる前に屋根のメンテナンスを済ませておくことが、結果的に住まいの寿命とコストの両面で合理的といえます。

屋根の劣化は、目に見えないところから静かに進行します。雨漏りが起きた時点では、下地まで傷んでいるケースも多く、大きな修繕費用が必要となるケースも少なくありません。

セメント瓦は、適切なタイミングで塗装を行えば、長く使い続けられる屋根材。10〜15年を目安に状態を確認し、必要なメンテナンスを行うことが重要です。

 

セメント瓦の塗装は「見た目を整えるため」だけではなく、屋根材そのものの性能と耐久性を守るための必須メンテナンスです。

太陽光発電という長期設備を安心して載せるためにも、まずは屋根の状態を正しく把握し、将来を見据えた判断をおすすめします。

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