Do you want a HOUSE? or do you want a HOME?
HOUSEとHOME。日本語に訳すとどちらも「家」ですが、実は似て非なるものです。
HOUSEは一軒の「家」、つまり一戸建ての建物を指します。これに対してHOMEはその人が「住んでいる空間」「我が家」「家庭」という場合の「家」を言います。
ニュアンス的には、HOUSEは物理的な建物のことで、HOMEは憩いの場でありホッとできる場所といったところでしょうか。
この違いを意識することは、マイホーム計画に対する目的を明確にすることにつながります。
あなたにとってマイホーム計画が
家という物理的なものを建てるのが目的なのか?
それとも家族が幸せに暮らす生活の場をつくることが目的なのか?
ということです。
「家を建てる」もしくは「リフォーム・リノベして住む」というアクションを起こす前に、そのポイントをしっかりと押さえておくことがとても重要になります。
マイホーム計画をスタートさせた時、誰もがマイホームに思い描いている新しい暮らしに対する“夢”や“期待感”
そんなあなたも、いざビルダーとの打ち合わせが始まると、家族内での意見の不一致やコストの問題、建築的もしくは時間的な制約などなど、クリアーしなければならない問題に大なり小なり何度となくぶつかることになります。。
そして、徐々に精神的疲労が蓄積していく中、いつしか当初思い描いていた夢や期待感は知らず知らずのうちに薄れていき、家を建てること自体が目的になってしまってることも珍しい話ではありません。
そんな時は原点に立ち返り「なぜ家を建てようと思ったのか?」また、「どんな暮らしがしたいと思っていたのか?」をじっくりと思い返して欲しいのです。
そうです。家族のために「家を建てよう」「リフォームしよう」と思い立った時のワクワクや感高揚感です。
欲しかったのは“HOUSE”ではなく“HOME”
そう考え原点に立ち返えれた時、失いかけていた住まいづくりに対する思いは方向を変え、情熱が蘇り、思い描ていたゴールに向かって進み出します。
また、そこさえブレることなく進んでいければ、様々なクリアーしなければならない課題や問題も生みの苦しさ。それさえも楽しみながら前向きに答えを出していくことができるから不思議です。
今、手にしようと思っているのは“HOUSE”or“HOME”?その問いを常に意識しながら住まいづくりを最後まで充実したものにしていただければ幸いです。
そして、ご家族が全員が思い描く夢のMY HOMEを手にしていただければと思います。