
木目が映える天然木の天井
リノベーション工事が進む現場では、大工工事がいよいよ大詰めを迎えています。
こちらの現場では、玄関~リビング・和室の天井に杉板を施工しており、現場に入るとふわりと木の香りが広がり、空間全体がやわらかな空気で包まれます。

杉材特有の赤身と白太がつくるコントラスト、年輪のゆるやかな揺らぎ、そして触れたくなるほど滑らかな質感。
また、杉を内装材として採用する理由は、見た目の美しさだけではありません。
杉は日本の気候風土に適応してきた木であり、調湿性・断熱性・吸音性など、暮らしに寄り添う性能を多く持っています。
夏は湿気を吸収し、冬は室内の温かさを保ってくれる。それはまるで、住む人の体温に合わせて呼吸する素材のようです。
また、金属や合成樹脂と違い、音を和らげる性質もあるため、人の声や生活音が優しく響く空間をつくります。
木の家が「落ち着く」「心が整う」と感じるのは、こうした素材が持つ自然の力によるものです。
ちなみに・・・
押入の中の壁にも杉板を使用するのがKIZUKIplanningスタイル。

湿気が籠りやすい空間も調湿作業が働くので安心です♪
今回使用している杉材は、山口県産木材。
私たちは、できるだけ地域の木を積極的に使う家づくりを行っています。
地元の木を使うことは、輸送コストやCO₂排出削減につながるだけでなく、地域の林業、製材業、そして未来の森を守ることに直結します。
木は伐り、使い、植え、再び育つ循環があってこそ、健全な森が維持されます。
使うこと=森を守ること。
それは住宅づくりの役割のひとつであり、次の世代に美しい自然環境を残すための選択。
リノベーションとは、ただ古いものを新しくするだけではなく、その土地の空気、使われてきた素材、住まい手の記憶に新しい手を重ね、未来へ引き継ぐ作業だと私たちは考えています。







