読み込み中

KIZUKIブログ

外壁塗装で住まいを守る

外壁塗装で住まいを守る

現在、弊社の新築現場では外壁塗装中です。

今回採用しているのは「大壁工法」。サイディングの継ぎ目(ジョイント)が見えないように仕上げる工法で、外観がスッキリと美しく見えるのが特徴です。外壁面が一枚の壁のように見えるため、陰影が少なく、洗練された印象のお住まいに仕上がります。

同時に、別の現場では「外壁塗装リフォーム」が進行中。足場を掛け、既存のコーキングの打ち替えや下塗り作業など、丁寧な工程を経て、長年住まいを守ってきた外壁を再生しています。


見た目を新しくするだけでなく、外壁そのものの耐久性を高めるための大切なメンテナンスです。

外壁塗装の本当の目的とは

外壁塗装というと、「色を変えて雰囲気をリフレッシュする」「古くなった見た目をきれいにする」というイメージを持たれる方も多いと思います。

もちろん、美観を保つことは大切です。家は街並みの一部であり、日々帰る場所としての印象を左右します。

ですが、外壁塗装の真の目的は“見た目”のためだけではありません。

外壁塗装の塗膜は、紫外線や雨風から外壁材を守る「バリア」の役割を果たしています。

長年の風雨や太陽光にさらされることで塗膜は少しずつ劣化し、防水性能が低下します。

そのまま放置すると、外壁材の内部に水が浸入し、膨れやひび割れ、さらには内部の木材の腐食につながることもあります。

つまり、外壁塗装とは「家を長持ちさせるための予防工事」でもあります。

塗り替えのタイミングと見極め

では、いつ塗り替えるべきなのでしょうか?

一般的に、新築から10年~15年前後が目安といわれますが、環境によって劣化のスピードは異なります。

たとえば、海に近い地域では塩害の影響を受けやすく、山間部では湿気による苔やカビの発生が早いこともあります。

また、外壁に手を触れたときに白い粉がつく「チョーキング現象」や、コーキングの割れ、色あせなどが見られたら塗り替えのサインです。

外壁は「家の顔」であると同時に、「家を守る盾」。

その盾が弱くなれば、内部構造にダメージを与えるリスクが高まります。

定期的な点検と早めの塗り替えこそが、長く快適に住み続けるための秘訣です。

見えない部分ほど大切に

塗装リフォームの現場では、いきなり色を塗るわけではありません。

まずは古い塗膜の汚れや埃を落とす高圧洗浄から始まり、ひび割れや劣化したコーキングの補修、下塗り、中塗り、上塗りと、いくつもの工程を経て丁寧に仕上げていきます。

中でも“下地づくり”は、完成後の耐久性を左右する重要な工程です。

見えなくなる部分にどれだけ手間をかけられるか。それが、施工の品質を決める大きなポイントです。

私たちは、「一度塗って終わり」ではなく、「次の10年、20年を安心して過ごしていただくための塗装」を目指しています。

「外壁」は家の命を守るもの

新築の場合も、外壁の仕上げ方ひとつで印象は大きく変わります。

大壁工法のようにジョイントを隠す施工は、見た目の美しさと耐久性の両立を図ることができます。

一方、リフォームでは、既存の素材を活かしながら、再び命を吹き込むような作業が続きます。

どちらの場合でも共通して言えるのは、「外壁は家の命を守る砦」ということです。

塗装は“家の健康診断”

外壁塗装は単なるリフォームではなく、家を守るための“健康診断”のようなもの。

塗装工事のタイミングで外壁全体を点検し、劣化箇所を修繕することで、次の数十年を安心して暮らせる住まいを保つことができます。

放置してから直すより、早めのメンテナンスを行う方が、結果的にコストを抑えることにもつながります。

外壁が健やかであることは、家族の暮らしの安心につながります。

これからもKIZUKI planningでは、素材と技術にこだわり、地域の気候や風土に合った最適な外壁施工・塗装を提案してまいります。

TOP