社員研修@TOTOミュージアム
10月2日、社員研修でTOTOミュージアム&工場見学に行ってきました。
TOTOミュージアムは、北九州市小倉北区にあるTOTO本社敷地内の企業ミュージアム。2015年に竣工したこちらの建物は、水まわり文化の歴史を学べる展示空間と、環境配慮を随所に施した設計が特徴です。自然光を取り入れた開放的なデザインが印象的で、TOTOのものづくりの精神と、未来へつながる環境への想いを体感できる建築です。
まずは座学にてTOTO商品について概要を学びました。
中でもTOTOのユニットバス「シンラ」については動画説明を通じ皆で理解を深めました。
「シンラ」は“上質なリラックス空間”をテーマに開発されたプレミアムバスルーム。肩湯やミスト機能を備えた浴槽、柔らかな照明や高級感のある素材など、心と体を深く癒す入浴体験を実現してくれます。
また、こちらの建物には最新のユニットバスを実際に体感できる入浴体験コーナーが設けられています。代表的な「シンラ」シリーズをはじめ、湯の流れや照明、音、香りまで五感で味わえるユニットバスがずらり8空間。製品の快適性や技術力を、体験を通して実感できる特別な空間を社員みんなで味わうことができました。
午後はいよいよTOTOミュージアムへ。
TOTOミュージアムには、日本初の洋風便器をはじめ、創業当時からのTOTOの歩みをたどる貴重な展示が並びます。
水まわり製品の変遷を通して、暮らしを豊かにしてきた技術やデザインの進化なども紹介。国内外で展開された製品や、時代ごとの開発エピソードも展示されており、TOTOのものづくりの精神と革新の歴史を体感できるミュージアムです。
ちなみにこちらのバイクをご存じでしょうか?
TOTOミュージアムで展示されている「トイレットバイクNEO」。環境への挑戦を象徴するユニークな実験モデルです。
ライダーがまたがる便座型のバイクで、し尿や廃食油をエネルギー源として走行する仕組みを採用。TOTOが提案する“循環型社会”を体現した乗り物として製造されたもののようです。もちろん走行可能!ユーモラスな見た目の中に、未来の環境技術への真剣なメッセージが込められています。
ちなみに・・・ミュージアム1階にあるショールームも広々としており様々な製品に触れることができます。山口ショールームでは見ることができない製品も小倉であれば確認できるかもです。
その後、TOTO本社敷地内にあるTOTOの工場見学へ。
工場内の撮影はNGなので写真はありません。。
小倉工場では大量生産ラインというより、少量製造の製品を一つひとつ丁寧に仕上げていました。熟練の職人による繊細な手仕事や品質へのこだわりが随所に感じられ、TOTOの“ものづくりの原点”を垣間見ることができました。
自動化だけに頼らず、人の感覚と技術を大切にした生産体制が、同社の高品質な製品を支えていることを実感しました。
この日は、まさに“一日まるごとTOTOの日”。ものづくりの現場を五感で学ぶ貴重な研修となりました。
100年以上にわたり水まわり文化を支えてきたTOTOの技術力や理念に触れることで、私たちの仕事にも通じる「品質へのこだわり」や「人に寄り添う姿勢」を改めて実感。学びと刺激に満ちた、有意義な一日となりました。
TOTOの皆さん、大変お世話になりました!