青空に五色の旗が舞う日
昨日、山口市内にて、新築住宅の上棟を無事に迎えることができました。
見上げれば、夏空に五色の旗。KIZUKIplanning恒例の上棟の風景です。
今回の上棟は、KIZUKIplanningの大工たちが手がける自社施工。真夏の厳しい陽射しの中、職人たちが力を合わせて柱を立て、梁を組み上げていきます。一つひとつの作業を丁寧に・・・住まい手の夢をカタチにしていく仕事の尊さを噛みしめながら作業を進めます。
上棟には施主様ご家族にもお越しいただきました。お子さまの笑顔、お施主様のまなざし、そしてそれを見守るご両親の温かい表情。家づくりとは、単に「建物をつくること」ではなく、「家族のこれからの物語を育む場所をつくること」なのだと、いつも胸が熱くなります。
上棟式とは、建物の骨組みが完成したことを祝い、これからの工事の安全と家族の繁栄を願う伝統的な儀式です。
かつては地鎮祭と並び、住まいづくりの中でも特に大切にされてきた節目の行事。近年では簡略化されることも多くなりましたが、やはりこの日をきちんと祝うことで、住まいへの想いがより強く、深くなるように思います。
式のあとは、建物の前で記念撮影。
KIZUKIplanningの大工とお施主様ご家族が一緒になって、笑顔で写ったその1枚は、きっとこの家が完成したあとも、ずっと大切にしていただける思い出になるはずです。
この上棟という一日は、私たちつくり手にとっても、かけがえのない時間です。
家とは、単なる「箱」ではありません。
家とは、暮らしの器であり、家族の記憶を紡いでいく場所。
そこに込める想いや願いこそが、住まいの「価値」そのものだと、私たちは考えています。
これからも丁寧に、大切に。
KIZUKIplanning社員一同、今日という日を心に刻みながら、完成までしっかりと家づくりを進めてまいります。
改めまして、上棟おめでとうございます。
そして、私たちに住まいづくりを託してくださったことに、心より感謝申し上げます。