屋根&外壁リフォーム進行中!
暑い日が続きますが現場は待ったなし!屋根&外壁リフォームが2現場同時進行中です。
まずはこちらのお宅。
築年数の経過とともに、南面2階の板張り部分に劣化が見られたため、今回、新たな杉板による張り替え工事を行っています。
南面は一年を通じて日差しや風雨の影響を強く受けやすく、特に木部にとっては過酷な環境です。板の反りや割れが進んでいたため、部分補修ではなく全面的な張り替えをご提案しました。
使用しているのは、乾燥処理を施した県産杉材。軽量で柔らかく、施工性に優れるだけでなく、調湿性にも優れており、外壁材として適した素材です。
張り替え作業の後には、木材保護塗料での仕上げ塗装を行います。塗料は紫外線や雨水による劣化を防ぎ、木の美しさを長く保つためのもの。防カビ・防腐効果も備えており、メンテナンスサイクルの長期化にも貢献します。
木の風合いを活かした美しい外観と、機能性を両立した外壁へと生まれ変わっていきます。
次にこちらのお宅。
屋根まわりの木部補修工事から作業は進んでいます。特に破風板や鼻隠しなど、長年の風雨や紫外線にさらされる部分は劣化が進みやすく、定期的なメンテナンスが欠かせません。
今回の工事では、腐食や割れが見られた破風板を一部新しい木材に交換。下地としっかり固定したうえで仕上げ塗装に備えます。雨水が集中しやすい軒先部分は特に注意が必要で、今後の劣化を防ぐためにも、細かな納まりや防水処理に気を配る必要があります。
木部の補修完了後は、いよいよ外壁全体の塗装工事へ。既存の外壁を丁寧に洗浄・下地処理を行ったうえで、耐候性・防水性に優れた外装専用塗料を使って仕上げていきます。
塗装は単に“色を塗る”作業ではなく、建物全体の耐久性や防水性能を左右する大切な工事。見た目の美しさだけでなく、長期的な安心・快適な住まいを守るための重要な工事です。
家を守る“鎧”ともいえる屋根や外壁。小さな補修から全体の再塗装まで、一つひとつ丁寧に仕上げていきます。