建物の誕生を祝う「上棟」
先日、宇部市にて木造平屋建て住宅の上棟を行いました。
ちなみに、完成した基礎の写真はこちら。
KIZUKIplanningの基礎には床下換気口はなく基礎断熱仕様。高気密高断熱を実現するためのスタンダードな工法です。
構造材に散布しているのは防蟻防腐剤のエコボロン。エコボロンの主成分はホウ酸塩鉱物で天然素材なので、農薬系の防蟻剤と違い住まい手の健康に影響を与えることなく家をシロアリから守ってくれます。また、ホウ酸塩の流出が起こらない環境下では効果が長期間に渡って持続するのも大きなメリットです。
構造材には木材の強度や乾燥具合などの検査で品質が認められた「優良県産木材」を採用。この木材を使用することで、お施主様は安心安全の木造住宅を建てることができるだけでなく、助成金を受けることもできるので一石二鳥です♪
KIZUKIplanningの自社大工により手際よく組みあがっていく住宅。晴天の中、木を打つ乾いた音が響き渡ります。
お施主様には棟木にお神酒をかけていただいた後、「掛矢(かけや)」と言われる大きな木槌で大工と一緒に棟木を納めていただきました。
工事の安全やご家族の末永い繁栄などを祈りながら、現場にいるみんなで執り行った神事。和やかな雰囲気の中、それぞれの思いが詰まった素敵な時間を共有させていただきました。
上棟後はすぐに屋根仕舞いするために作業を進めます。
屋根仕舞いとは、雨が家の中に入り込まない状態にするまでの作業を言い、建て方の仕事はここで一区切。KIZUKIplanningは外張り断熱工法のため、屋根断熱材まで一連の流れで作業をしていきます。
来週には梅雨入りする見通し。今週の晴れを有効に利用して、できるだけ作業を進めていきます。