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KIZUKIブログ

「ウッドデッキ」で暮らしに広がり

「ウッドデッキ」で暮らしに広がり

住まいにおいて、内と外のつながり方は暮らしの質を大きく左右します。

その“つなぎ目”に、心地よさと実用性を両立させてくれるのが「ウッドデッキ」です。

今回ご紹介する2つの施工事例では、どちらもYKKAPのリウッドデッキを採用。天然木の風合いを持ちつつ、メンテナンス性に優れ、長期間にわたって美観を維持できる素材です。用途や暮らし方に合わせて自由に設計できる点も、多くのお客さまに選ばれる理由のひとつとなっています。

 

Case1:屋根付きの多目的ガーデンデッキ

A様邸は、ご家族でお庭をもっと活用したいというご要望から生まれたウッドデッキです。掃き出し窓からつながる形で設けられた広めのデッキスペースは、半屋外のような感覚で、室内と外の中間領域を自然に演出します。

注目すべきは、アルミテラス屋根を設けたこと。直射日光や雨をしのぎながら、ガーデンテーブルを置いて食事を楽しんだり、子どもたちの遊び場にしたりと多用途に活用できます。日々の暮らしに“もう一部屋”増えたような感覚は、きっと多くの家庭でうれしい変化をもたらすはずです。

【before】

【施工中】 

【after】

 また、デッキ下に設けたステップもポイント。お庭との高低差を緩やかにつなげることで、外との行き来がスムーズになり、よりアクティブな生活を実現してくれます。

 

【Case2:濡れ縁のように、さりげなく暮らしを支えるウッドデッキ】

一方で、W様邸は「古民家リノベーションの一環として設けたこちらのウッドデッキは、いわゆる“濡れ縁”のような佇まい。室内の広縁から自然に出られるコンパクトなサイズ感で、洗濯物干し場としても活躍しそうです。

ポイントは、室内の広縁の床を畳からフローリングに変えたこと。これにより、室内と屋外の連続性が高まり、日常の中に“外と触れ合う場所”が自然に溶け込んでいます。朝の光を浴びながらの日光浴、天気のいい日の洗濯干し、夜風に当たりながらの読書——そんな何気ないけれど心満たされる瞬間を演出してくれる空間です。

【before】

【施工中】

【after】

一昔前までは、ウッドデッキは「特別な家につける贅沢なオプション」というイメージもありました。

しかし今や、コンパクトでも目的に合わせた使い方ができ、メンテナンス性の高い素材も登場していることで、より身近な選択肢となっています。

今回ご紹介したYKK APのリウッドデッキは、木粉と樹脂を融合したハイブリッド素材。天然木のような質感を持ちながら、腐食や色あせ、割れといったトラブルにも強く、日々のメンテナンスも最小限で済みます。忙しい現代人にとって、この“手間の少なさ”は大きな魅力です。

ウッドデッキは、家の面積を増やすわけではありませんが、「使える場所」を増やしてくれる空間です。そして、その“余白”こそが、暮らしに豊かさとゆとりを生み出してくれます。

屋根付きで多用途に使えるデッキも、濡れ縁のような控えめなデッキも、共通して言えるのは、どちらも「住まいの価値を静かに底上げしてくれる存在」であるということ。

日々の暮らしの中に、ひと呼吸できる場所を。あなたの家にも、ウッドデッキという小さな贅沢を加えてみてはいかがでしょうか。

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