抜群の調湿性能をもつ珪藻土
古民家再生リノベーションの現場で壁塗りに珪藻土施工を行いました。
珪藻土とは、植物プランクトンの一種である珪藻の遺体(珪藻殻)が海や湖の底にたまり、化石になったもの。顕微鏡レベルで見ると珪藻殻には細かい穴がたくさんあいています。この候が水や空気を多く含んだり、通過させたりすることができるといった特徴があることから珪藻土は調湿建材と言われています。
KIZUKIplanningが使用している珪藻土は、よくある一般的な珪藻土より孔が小さく、さらに一般的な炭よりも孔が大きい、調湿に最適な孔の大きさが特長の「メソポア珪藻土」。その中でもメソポア珪藻土の含有率が80%(Hというグレード)という最上級の製品を採用しています。
また、主成分の「メソポア珪藻土」に、色を付けるための「白土(火山灰)」、亀裂を防ぐ「セルロースファイバー(古紙・木質繊維)」、固化補助の機能がある「食品のり」が添加されています。使った後は自然へと還る「ゼロ・ウェイスト」な材料で、人にも自然にも優しい素材と言えます。
土を練る水には天然水を使用。水道水に比べ珪藻土が滑らかになり施工性が向上することがわかっています。
珪藻土は塗り壁なので、当然のことではありますが珪藻土を施工する左官職人の腕によって仕上がりは変わってきます。
今回も珪藻土の施工は伊藤さんにお願いしました。
様々なパターンや色を操り、珪藻土で様々な内装の表情を作り出していくその職人技はまさに妙技。性能はもちろんのことデザイン面でも申し分のない天井や壁へと仕上がっていきます。
今、KIZUKIplanningが最高の壁仕上げ材と考えている珪藻土(MPパウダー)。実際の仕上げをご確認されたい方はお気軽にご連絡ください♪