梅雨の晴れ間を活かす屋根外壁塗装工事
6月も下旬を迎え、雨の日が続く中で貴重な晴れ間がとてもありがたく感じられます。
梅雨といえば、建築業界にとっては少し気を使う季節。特に屋根や外壁の塗装工事は、天候に大きく左右されるため、計画と判断力が求められます。
現在、私たちの現場では、この「晴れ間」を見逃すことなく、屋根および外壁の塗装工事を進めています。今回はその様子とともに、梅雨時期に塗装工事を成功させるためのポイントをご紹介したいと思います。
塗装工事において最も重要なのが、塗料の“乾燥時間”です。湿度が高すぎたり、乾燥不十分な状態で塗装を行うと、塗膜がうまく形成されず、将来的に剥がれや浮きの原因になってしまいます。
特に屋根や外壁といった外部に関しては、直射日光や風雨にさらされる場所なので、仕上がりと耐久性に直結する部分です。
そのため、梅雨の時期に塗装を行う場合、以下のような配慮が必要となります。
【ポイント①】こまめな天気予報チェックと柔軟な工程管理
今回の現場では、工期をあえて余裕を持って確保し、「今日はできる」「今日は止めよう」という判断をその都度行っています。例えば、朝は晴れていても午後から雨の予報が出ていれば、その日の作業は見送ることもあります。
スケジュールに余裕を持たせておくことで、品質を優先した判断ができます。
【ポイント②】下地処理と乾燥の徹底
晴れ間が出たからといってすぐに塗り始めるわけではありません。まずは既存の汚れやカビ、コケなどを高圧洗浄できれいに洗い流し、しっかりと乾燥させる工程が必要です。これを怠ると、どんなに良い塗料を使っても長持ちしません。
今回の現場でも、高圧洗浄後は数日間しっかりと乾燥期間を設け、天気が安定する日を待って塗装作業を再開しています。
【ポイント③】信頼できる塗料と施工体制
梅雨の時期には、湿気やカビへの耐性がある塗料を選定することも重要です。弊社では、お住まいの立地や状態に合わせたご提案を行っています。
また、施工を担当する職人も、天候の急変に即座に対応できるよう、日々の情報共有を密にしながら、状況に応じた最適な作業工程を組んでいきます。
「この時期に塗装して大丈夫ですか?」とご相談を受けることがあります。
確かに梅雨時期は簡単な季節ではありませんが、だからこそ、きちんとした知識と経験をもった施工体制で臨むことが重要。
KIZUKIplanningでは、季節や天候に左右されない、安心・安全・高品質な塗装工事を実現するために、日々現場で最善を尽くしています。これからも、丁寧な仕事と確かな技術で、お客様の大切なお住まいを守り続けてまいります。
梅雨の季節でも、家は着実に生まれ変わっていきます。
また一つ、梅雨の晴れ間を活かしつつ、素敵なリフォームが完成へと近づいています♪
ちなみに・・・
こちらは7月に外壁塗装を計画しているお宅。
紫外線や風雨から家を守り続けて十数年…2階南面の板張り部分が変形し釘が抜けている状況です。
板のコンディションをチェックした後、お客様と協議。長期的な目線で考え、2階南面だけは板張りの張り替えをさせていただくことになりました。
自社大工がいるKIZUKIplanningならではのご提案。屋根外壁に関するお悩みもお気軽にご相談ください!