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KIZUKIブログ

第3回JWES@京都に参加

第3回JWES@京都に参加

5月24日(土)に京都府で開催された「第3回 ジャパンウッドエネルギー サミット(JWES)」に参加するため、京都市京北地方にお伺いしてきました。

ジャパン ウッドエネルギー サミットは、ウッドエネルギー(薪やペレット)の製造や、燃焼機器であるボイラー・ストーブなどの販売を最前線で活動をしている業界関係者が一堂に会し、様々な最新情報のインプットやその共有。更には、横の連携を強化することで、みんなで様々な課題をクリアしていくことを目的として始まった会合です。ちなみに、記念すべき第1回目は2023年4月に山口県で開催されました。

京北地域は林業が盛んなエリアで、平安京をはじめとした社寺仏閣へ建築用材を送り出す「御杣御料地(みそまごりょうち)」として、その伝統を引き継ぎながら発展してきました。特に台杉や磨き丸太の産地として知られ、美しい木材が全国に出荷されています。

豊富な森林資源が生み出す良質の「素材」生産と、行き届いた保育作業と高い技術による「磨き丸太」生産に大別され、京都府内有数の生産量を誇っています。

 

今回の会場は「京都府立あうる京北」。桂川の源流域に位置しており、四季折々の自然の中で学習できる研修施設です。

当日はあいにくの雨模様でしたが、薪ストーブやペレットストーブのメーカーが中庭ブースでストーブ展示を行っていました。

サミットのオープニングでは地元京北の和太鼓チーム”雄進浩”による雄大な和太鼓の演奏。

その後、JWESが誕生した経緯を皆様の前で発表させていただいた後、サミットは開幕しました!

サミット本編では、京都市産業観光局林業振興室職員様による京都市の林業に関連する取り組みについての発表や、日本ペレットストーブ工業会から省エネ基準への取り組みについての報告。その他、 木質エネルギー関係者による事例紹介など、内容は多岐に渡り、学び多き有意義な時間となりました。

また、サプライズゲストとして登壇されたのは国会議員の北神圭朗様。北神議員は農林水産委員会に所属されており、日本でのウッドエネルギーの普及についてもご尽力されておられます。北神議員から我々木質エネルギー関係者に向け、大いなるエールをいただくことができました。

そして最後には、次回サミット開催予定地の福岡県豊前市の関係者にバトンが受け継がれ閉幕しました。

次回はJWESが初の九州上陸。どんなサミットになるのか今から楽しみです♪

夜は交流会。

本編では話せなかったことや近況報告など、しっかりと仲間同士交流することができました。

翌日は今回のホストを務めてくださった森の力京都様にお伺いしペレット工場の視察。

各地域でのペレットづくりに触れることができるのも全国各地で開催されるサミットの醍醐味です。

参加者は木質ペレットの製造や流通について様々な議論を交わしていました。

「つながり・ささえあい・つくりだす」という理念でスタートしたジャパンウッドエネルギーサミット。

今回もウッドエネルギー関係者にとっては実り多き交流の場となりました。

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