萩焼の魅力に触れるひととき
本日の「おとなのゆるりアトリエ」は萩焼体験。
萩焼は山口県の伝統工芸品。その素朴で温かみのある風合いは、古くより多くの人々に愛され続けてきました。
今回のワークショップでは、この萩焼の魅力をより深く知るために、陶芸家の大和猛さん・鈴木彩人さんをお招きし「ろくろ体験」と「絵付け体験」を開催しました。
萩焼の存在は知っていても、その背景や製作工程に触れる機会は意外と少ないもの。
そこで、体験前に大和さんに萩焼の誕生から現代に至るまでの歴史、独特の土や釉薬(ゆうやく)の特徴、さらにその魅力を引き立てる伝統技術についてお話しいただきました。参加者の皆さんは、普段なかなか聞けない職人ならではの視点に触れ、萩焼の奥深さを再認識された様子でした。
講義の後はいよいよ実践へ。ろくろを使った成形体験が始まります。
参加者の手に伝わる土の感触や回転する粘土の力強さに、自然と集中力が高まり、皆さん夢中で作品づくりに没頭されていました。
陶芸には、作品をつくることで心がリフレッシュされるという魅力があります。一心に土と向き合う時間は、日常の慌ただしさを忘れさせてくれる貴重なひとときです。
また、絵付けにも挑戦。絵柄や色、筆使いなど、それぞれの個性が光る工程です。
皆さん思い思いに模様やデザインを施し、唯一無二の作品が次々と形になっていきました。
完成した作品は、この後2か月間の乾燥と焼成の工程を経て、参加者の手元に届けられる予定です。
どんな色味や風合いになるのか、今から楽しみです♪
今回のワークショップを通じて、萩焼の魅力をより深く知り、手仕事の温かみを感じていただけたのではないでしょうか。
同じ土から生まれる一つひとつの作品が、作り手の個性や思いを反映した特別なものになることを実感できる機会となりました。
そして告知です。
今月21日(水)に開催予定のおとなのゆるりアトリエは「薬膳講座」。
午前の部は満席となりましたが、午後の部に若干の空席がございます。ご興味のある方はお早めにご予約をお願いします♪
予約電話:KIZUKIplanning㈱ TEL083-929-3155