電気料金に振り回されない暮らし
近年、私たちの暮らしに大きな影響を及ぼしているのが「電気料金の高騰」です。
実際に、毎月の電気代の明細を見て、以前に比べて明らかに負担が増えていると感じている方も多いのではないでしょうか。
この背景にはいくつかの要因があります。まず、日本国内における原子力発電所の稼働停止・縮小の影響です。
これにより、安定的で比較的コストの低い電力供給が難しくなり、代わりに火力発電への依存度が高まりました。さらに、火力発電の燃料となる化石燃料(原油・天然ガス・石炭など)の国際価格も、世界情勢の変化に伴い急騰しています。
こうした事情が重なり、電力会社各社も電気料金の値上げを余儀なくされ、私たち消費者の家計を直撃しているのです。
加えて、電気料金の内訳を見てみると、再生可能エネルギー発電促進賦課金や燃料費調整額など、基本料金や使用量料金以外にもさまざまな費用が上乗せされていることがわかります。これらも、電気代高騰の一因となっています。
こうした厳しい局面で注目されているのが、「自宅に太陽光発電を設置し、蓄電池と組み合わせて自家発電・自家消費する」という新しい暮らし方です。
こちらは太陽光発電と蓄電池を実際に施工した事例です。太陽光発電は4.1kwhで蓄電池は蓄電容量は13.5 kWh。スマホでリアルタイムの発電・消費・蓄電・売電の状況を確認できるのが魅力です。
かつて、太陽光発電といえば「売電」を目的に導入する家庭がほとんどでした。実際、2009年にスタートした固定価格買取制度(FIT制度)によって、発電した電力を高額で電力会社に買い取ってもらえる時代があり、多くの家庭が太陽光発電に投資をしました。
しかし、現在では買取価格が大幅に下落。売電で利益を上げることは難しくなり、もはや太陽光発電の導入を売電目的で考える時代ではなくなりました。
では、太陽光発電はもはや不要なのか?答えは「NO」です。むしろ今こそ、太陽光発電の真価が問われているのです。
それが、「つくる」「ためる」「使う」という自家発電・自家消費スタイル。
太陽光パネルで自宅に必要な電気を「つくり」、発電した電気を蓄電池に「ためて」、必要なときに自宅で「使う」。
このスタイルなら、昼間に発電した電力を夜間にも利用できるため、電力会社からの電力購入量を大幅に減らすことが可能となります。
さらに、災害による停電時にも、太陽光発電+蓄電池があれば、家庭内で最低限の電力を確保できます。非常時の備えとしても非常に心強い存在となるでしょう。
もちろん、設置費用は無視できない問題です。太陽光パネルと蓄電池を設置するとなると、相応のコストがかかります。
しかし、最近では初期費用 0 円で関連の設備を設置し、10年、もしくは15年後には無償譲渡が可能なリースプランや、現金・ローン等、ご予算に応じて家計に無理のない設置を検討できるなど、さまざまな選択肢が用意されています。
電気代の節約効果や、将来的なエネルギーコスト高騰リスクへの備えを考えれば、十分に検討に値する投資だと言えるでしょう。
電気を「買う」のが当たり前だった時代から、電気を「つくり、ためて、使う」時代へ。
これからの家計防衛策として、そして環境への負荷を減らすライフスタイルとして、自家発電・自家消費の暮らし方が、ますます注目されていくと実感しています。
そんな中、弊社では下記無料セミナーを開催することになりました。
訪問販売等による太陽光発電設備及び蓄電池設備の設置など、近年、弊社お客様へ向けた、相場とはかけ離れた価格での契約や設置をしているトラブルが多発しています。設置するにしても、自分にとって不利な条件が含まれているものも多く存在します。
そういったトラブルを未然に防ぐ為に、まずは適正価格・使用方法等を知っていただくだけでも、弊社としましてはトラブルをなくしていくことに繋がると考えています。
◇◇◇太陽光発電&蓄電池 セミナーを開催します◇◇◇
日時:2025年5月18日(日)
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