本物のサウナを求めて②~サウナヒーター編~
今回のエストニアサウナツアーの本丸とも言えるメーカー視察。
エストニアのサウナ文化を支える代表的な企業として、HUUM(フーム)とサウナセル(Saunasell)にお伺いしてきました。
HUUMは、エストニアの伝統的な薪ストーブ文化を継承しながら、洗練されたデザインと最新テクノロジーを融合させたサウナヒーターを開発しているメーカーです。
HUUMのヒーターは、ミニマルでエレガントなフォルムが特徴で、石をふんだんに使うことで蓄熱性を高め、ロウリュ(蒸気)を長時間楽しめる設計になっています。また、スマートフォンアプリと連携し、遠隔操作で温度管理ができる点も現代のライフスタイルに適応した魅力的な機能も搭載しています。
こちらがエレクトリックサウナ。代表的なモデル「DROP」や「CLIFF」は、コンパクトながらも存在感があり、モダンなサウナ空間に調和します。
壁掛け型(DROP)はHUUMを代表する機種でデザイン性と機能性を両立させたハイエンドな製品。特にロウリュを重視するユーザーに人気があります。
HUUMのエレクトリックサウナストーブは、一般的な電気ストーブよりも多くの石を使用できるため、蒸気の質が格別に良いのが大きな魅力。ロウリュをすると、たっぷりの熱を蓄えたストーンがじんわりと蒸気を発生させ、柔らかく心地よい熱がサウナ室を包み込みます。まるで本場フィンランド式サウナのような、やさしく深い熱の広がりを感じられる逸品です。
こちらが薪サウナストーブのラインナップ。HUUMの機種は一般的な薪ストーブとは一線を画すスタイリッシュなデザインが大きな特徴。
無駄のないシンプルなフォルムながら、細部まで美しく設計されており、伝統的なサウナ小屋からモダンなサウナルームまで、どんな空間にもマッチします。
代表モデルの「HIVE Wood」「HIVE Heat」は、サウナストーンをふんだんに積み上げられる構造になっており、見た目にも迫力があります。炎の美しさを楽しみながら、じっくりと温まる贅沢な時間を提供してくれます。
次に実際製品が製造されている工場視察に。
HUUMの工場では、一つひとつのストーブが丁寧に組み立てられ、細かくチェックされています。特に印象的だったのは、製造工程ごとに厳格な品質管理が行われていたこと。
「品質には一切の妥協をしない」
そう語る工場のスタッフの姿から、HUUMの製品がなぜ世界中で愛されているのか、その理由がよく分かりました。
最後にHUUM敷地内に数多くあるサウナキャビンにてサウナ体験。
HUUMのヒーターは、柔らかい熱が広がるため長時間入っていても心地よく過ごせるのが大きな特徴です。対面に座りロウリュウをしながら会話を楽しむ。エレクトリックヒーターは連続してロウリュウすることに限界があるイメージがありましたがHUUMのヒーターは別格!
そんな上質な時間を提供してくれるのはサウナヒーターの品質あってのもと実感することができました。
エストニアのサウナ文化が根付いた国で生まれたHUUM製品は、職人の誇りとサウナ愛に満ちており、どれも高品質で利用者目線に立った素晴らしいものでした。
満を持して近々日本にも本格的に上陸する予定。しっかりとHUUMヒーターの素晴らしさをサウナ好きの皆さんに伝えていきたいと思います!
次回ブログ~サウナキャビン編~もお楽しみに!