ホームインスペクション@山口市平井
本日、ホームインスペクション(住宅診断)のご依頼をいただき山口市平井の中古住宅に行ってきました。
建物は木造で、何度か増築やリフォームを繰り返してきたことが伺える構造。古いエリアと比較的新しいエリアが混在していることが解ります。
診断の方法は、目視で、屋根、外壁、室内、設備などの劣化状態を診断するのが基本です。チェック項目に基づいて診断を行っていきます。
今回も基本診断に加え、床下及び小屋裏の詳細調査もご依頼いただきましたので実施。
建物の現在のコンディションが浮き彫りになっていきます。
古い家をリノベーションする際には、工事前に住宅診断(ホームインスペクション)を行うことが重要です。
これは、人が手術を受ける前に精密検査を受けるように、家の健康状態を詳しく確認し、適切なリノベーション計画を立てるための重要なプロセス。住宅診断では、有資格者の専門家が構造の安全性や劣化の有無、水回りや配管の状態、断熱性能などを詳しく調査していきます。
この段階で問題点を把握しておくことで、見えない箇所のトラブルを未然に防ぎ、無駄な追加費用を抑えることが可能となります。
特に古い住宅では、構造が現代の基準に合わない場合や、シロアリ被害、腐食などが見つかるケースも少なくありません。これらを事前に発見し、適切な修繕を行うことで、リノベーション後も安心して長く住み続けられる住環境を実現できます。
また、住宅診断の結果を基に工事計画を立てることで、予算や工期の見通しがより明確になり、満足度の高いリノベーションにつながります。
リノベーションを成功させるためには、まず家の健康状態を正確に把握することが第一歩。KIZUKIplanningには公認ホームインスペクターが3名所属していますので、お気軽にご相談ください。