ホームインスペクション@矢原
ホームインスペクションのご依頼をいただき、住宅診断業務にお伺いしてきました。
ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、不具合事象の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行なう専門業務をいいます。
住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前にホームインスペクションを行なうことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができます。居住中のご自宅について調べることもあります。また、不動産仲介業者が物件の状況を消費者に明らかにするために利用するケースも増えてきています。
診断の方法は、簡単な測定器を使いながら、目視により屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断するのが基本です。
米国では、州によって異なりますが、取引全体の70〜90%の割合でホームインスペクションが行われ、すでに常識となっています。日本でも近年、急速に普及しはじめています。
今回のお住まいは築後10年ということで、それほど古い建物ではなかったことから、基準値を超えるような傾きやひび割れなど、大きな問題となる箇所は見受けられませんでした。
しっかりと現状の建物コンディションを知ってから購入判断できるのは、精神的にも金銭的にも大きな安心につながることと思います。
KIZUKIplanningには公認ホームインスペクターズ協会に所属する有資格者が3名在籍。中古住宅購入をご検討中の方はせひお気軽にご相談ください。